運動会の親子競技は、笑いあり感動ありの人気プログラムですが、アナウンス担当になると「どんな言葉で紹介すればいいのか」「会場を盛り上げるにはどうすればいいのか」と悩む方も多いでしょう。
この記事では、親子競技のアナウンスで使える例文を、競技の始まりから終了までフルバージョンで紹介します。二人三脚、玉入れ、障害物リレー、大玉ころがし、借り物競走など、シーン別に使えるショート・ロング例文を網羅しました。
さらに、会場を一体感のある雰囲気にするBGMの活用法や応援を巻き込む声かけ、初めてでも安心な事前準備のポイントも解説。この記事を読めば、親子競技のアナウンスを自信を持って行い、会場全体を笑顔で包み込むことができます。
運動会の親子競技アナウンスとは何か
この章では、運動会で行われる親子競技において、アナウンスがどんな役割を持っているのかを整理します。
初めて司会やアナウンスを担当する方でも、全体像がつかめるようにやさしく解説していきます。
親子競技アナウンスの役割と大切さ
親子競技のアナウンスは、競技の説明をするだけのものではありません。
会場の空気をやわらかくし、親子の時間をより楽しいものにする役割があります。
言葉ひとつで、緊張していた保護者の表情がほぐれたり、子どもたちが安心して動けたりします。
アナウンスは、競技と競技をつなぐ橋のような存在だと考えるとイメージしやすいです。
| アナウンスの役割 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 進行の案内 | 競技の流れやスタートの合図を分かりやすく伝える |
| 雰囲気づくり | やさしく明るい言葉で場をなごませる |
| 一体感の演出 | 拍手や応援を自然に促す |
初心者でも失敗しにくい基本ポイント
アナウンスに慣れていない方でも、押さえておくと安心なポイントがあります。
難しい言い回しは避けて、短く区切って話すことが大切です。
原稿を完璧に読もうとしすぎないことも、実は大きなコツです。
多少言い間違えても、落ち着いた声で続ければ、聞いている人は気にしません。
| ポイント | 意識すること |
|---|---|
| 声のトーン | 少し高めで、やわらかい話し方を心がける |
| 話す速さ | 普段よりゆっくりを意識する |
| 言葉選び | 親子の様子をそのまま表す表現を使う |
上手なアナウンスは、原稿の完成度よりも伝えようとする気持ちが伝わるかどうかで決まります。
このあとの章では、そのまま使える例文をたくさん紹介していきます。
運動会の親子競技で使えるアナウンスの基本テンプレート
ここでは、どんな親子競技にも応用しやすい基本のアナウンス型を紹介します。
テンプレートを覚えておくと、本番でも落ち着いて言葉が出てきます。
開始前アナウンスのテンプレート
競技が始まる前のアナウンスは、参加者をスムーズに動かすための大切な時間です。
説明は簡潔に、やさしい言葉でまとめるのがポイントです。
| 項目 | 入れる内容 |
|---|---|
| 競技名 | これから始まる競技の名前を伝える |
| 参加者案内 | スタート位置や並び方を案内する |
| 一言メッセージ | 親子で楽しめるような声かけ |
例文としては、次のような形が使いやすいです。
「これから親子競技〇〇が始まります。
参加される皆さんは、スタートラインにお集まりください。
親子で声を掛け合いながら、楽しく進んでくださいね。」
最初の一言で雰囲気が決まるので、落ち着いた口調を意識しましょう。
競技中アナウンスのテンプレート
競技中は、ずっと話し続ける必要はありません。
動きがある場面だけを拾って、短くコメントすると聞きやすくなります。
| タイミング | 声かけ例 |
|---|---|
| スタート直後 | いいスタートを切った様子を伝える |
| 途中 | 協力している様子を言葉にする |
| ゴール前 | 最後まで応援する言葉を添える |
使いやすいフレーズの例です。
「息を合わせて進んでいます。」
「声を掛け合いながら、とてもいいペースです。」
「ゴールまであと少しです。」
選手名を無理に入れなくても問題ありません。
親子全体の様子をまとめて伝えるだけでも、十分に臨場感は出ます。
終了後アナウンスのテンプレート
競技が終わった直後の一言は、参加者の印象に強く残ります。
結果よりも、取り組んだ姿そのものをねぎらう言葉を選びましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ねぎらい | 最後まで参加したことを認める |
| 会場への呼びかけ | 拍手や声援を促す |
そのまま使える例文はこちらです。
「親子での挑戦、ありがとうございました。」
「最後まで取り組んだ皆さんに、大きな拍手をお願いします。」
終わりの言葉がやさしいと、会場全体があたたかい空気に包まれます。
次の章からは、競技ごとの具体的な例文をたっぷり紹介していきます。
シーン別|親子競技のアナウンス例文集(例文多め)
ここからは、実際の運動会でよく行われる親子競技ごとに、すぐ使えるアナウンス例文を紹介します。
短く使えるものから、少し長めのものまで用意しているので、会場の雰囲気に合わせて選んでください。
二人三脚のアナウンス例文(ショート/ロング)
まずは定番の二人三脚です。
親子の息が合う様子を、そのまま言葉にするのがポイントです。
| 使う場面 | 例文 |
|---|---|
| 開始前(短め) | 「これから親子二人三脚が始まります。息を合わせて進んでくださいね。」 |
| 競技中 | 「声を掛け合いながら、とてもいいペースで進んでいます。」 |
| 終了後 | 「最後まで協力した皆さんに、大きな拍手をお願いします。」 |
少し長めに話す場合の例文です。
「これから親子二人三脚を行います。
おうちの方とお子さんで、歩くリズムを合わせながらゴールを目指してください。
途中で歩幅がずれても、声を掛け合いながら進めば大丈夫です。」
二人三脚は“ゆっくりでも一緒に進む”様子を伝えると、温かい雰囲気になります。
親子玉入れのアナウンス例文(ショート/ロング)
テンポよく進む玉入れは、短い言葉を重ねるのが向いています。
数を数えたり、残り時間を伝えたりすると盛り上がります。
| タイミング | 例文 |
|---|---|
| 開始前 | 「これから親子玉入れを行います。かごをよく見て投げてください。」 |
| 途中 | 「次々と玉が入っています。とてもにぎやかです。」 |
| 残りわずか | 「あと少しです。最後まで手を伸ばしていきましょう。」 |
ロングバージョンの例文です。
「続いては親子玉入れです。
時間内に、できるだけ多くの玉をかごに入れていきます。
お子さんのそばで声を掛けながら、一緒に楽しんでください。」
親子障害物競走のアナウンス例文(実況風)
動きの多い競技では、今どんな場面かを実況のように伝えると臨場感が出ます。
一人ひとりに注目しすぎず、全体の流れを言葉にするのがコツです。
| 場面 | 実況例 |
|---|---|
| 序盤 | 「最初のコーナーを、親子で息を合わせて進んでいます。」 |
| 中盤 | 「動きをそろえながら、順番に進んでいます。」 |
| ゴール前 | 「ゴールが近づいてきました。最後まで一緒に進みます。」 |
実況は説明よりも様子を描写する意識を持つと伝わりやすくなります。
親子大玉ころがしのアナウンス例文
大きな動きがある競技では、会場全体を巻き込む言葉が効果的です。
| タイミング | 例文 |
|---|---|
| 開始前 | 「これから親子大玉ころがしが始まります。力を合わせて進みましょう。」 |
| 競技中 | 「声を掛け合いながら、上手に玉を動かしています。」 |
| 終了後 | 「最後まで協力した姿に、拍手をお願いします。」 |
親子借り物競走のアナウンス例文(ユーモア多め)
借り物競走は、少し柔らかい表現を入れると場が和みます。
お題の内容をそのまま伝えるだけでも、自然と笑顔が生まれます。
| 場面 | 例文 |
|---|---|
| 開始前 | 「これから親子借り物競走です。どんなお題が出るか楽しみですね。」 |
| 進行中 | 「カードを見て、周りを探しています。」 |
| ゴール後 | 「見事にお題を見つけてゴールしました。」 |
親子競技のアナウンスは、正確さよりも雰囲気づくりが大切です。
次の章では、開会から締めまで使えるフルバージョンの台本を紹介します。
フルバージョン|そのまま読める親子競技アナウンス台本
ここでは、開会から各競技、締めまでを通して読めるフルバージョンのアナウンス台本を紹介します。
初めて担当する方でも、そのまま読めるように構成しています。
開会前の挨拶
「皆さん、おはようございます。今日の運動会は、親子で楽しく競技を行う日です。
お子さんと一緒に、笑顔いっぱいで過ごしてくださいね。」
二人三脚競技
「それでは、最初の競技『親子二人三脚』を始めます。
親子で足を結び、息を合わせながらゴールを目指してください。
途中でつまずいても大丈夫。声を掛け合いながら進んでください。」
(スタート合図)「位置について…よーい、スタート!」
競技中:「声を掛け合って、順調に進んでいます。」
終了後:「全員無事にゴールしました。拍手をお願いします。」
親子玉入れ
「次は『親子玉入れ』です。かごをよく見て、親子で力を合わせて玉を入れましょう。」
競技中:「残り15秒、皆さん最後まで頑張ってください。」
終了後:「見事に挑戦を終えた皆さんに、大きな拍手をお願いします。」
障害物リレー(親子ペア)
「続いては『親子障害物リレー』です。トンネルくぐり、平均台、袋跳びなど、いくつかの障害を乗り越えてゴールを目指してください。」
競技中(実況風):「平均台を慎重に渡っています。次は袋跳びです。最後のバトン、しっかり受け取りました。」
終了後:「仲良くハイタッチでゴールしました。拍手をお願いします。」
大玉ころがし
「次は親子で挑戦する『大玉ころがし』です。大きな玉を息を合わせて転がし、ゴールまで進んでください。」
競技中:「声を掛け合いながら、上手に玉を転がしています。」
終了後:「全力で取り組んだ親子チームに、会場から大きな拍手をお願いします。」
親子借り物競走
「最後の競技は『親子借り物競走』です。カードに書かれたお題に合うものを探して持ってきてください。」
競技中:「○○さん親子、素早い動きです。お題の“赤いものを持っている人”を探しています。」
終了後:「皆さん、無事ゴールしました。楽しい競技に取り組んだ皆さんに、拍手をお願いします。」
閉会の挨拶
「本日の運動会は、親子で協力しながら楽しむ素敵な時間になりました。
参加された皆さん、そして応援してくださった皆さんに感謝申し上げます。」
「今日の思い出を大切に、これからも元気に過ごしてください。」
この台本は、そのまま読み上げるだけで会場の雰囲気を温かく包み込みます。
運動会アナウンスを盛り上げるための演出アイデア
ここでは、アナウンスだけでなく、ちょっとした演出を加えて会場全体を盛り上げる方法を紹介します。
盛り上がるBGMの使い方とタイミング
バックで軽やかな音楽を流すと、競技全体が明るい雰囲気になります。
スタート前は軽快なリズムの曲、終了後はやさしい音楽など、シーンに合わせて曲を変えると効果的です。
アナウンスのテンポとBGMのリズムを合わせると、より一体感が出ます。
応援を巻き込む言葉がけテクニック
観客にも参加感を持ってもらう言葉を入れると、会場全体が盛り上がります。
例:「みんなで応援しましょう!」「大きな拍手をお願いします!」
主役は出場者ですが、応援者も巻き込むことで運動会全体が一体化します。
ハプニング時の上手な声かけ例
予想外のことが起こっても、冷静な声かけで場をつなげます。
例:「少し立ち止まって安全を確認してくださいね。」
慌てず、落ち着いた言葉で状況を伝えることがポイントです。
こうした声かけがあるだけで、親子も安心して競技に集中できます。
運動会アナウンスを成功させるための事前準備
アナウンスのスムーズさは、事前準備でほぼ決まります。ここでは、失敗しないための準備方法を解説します。
台本の作り方と準備チェックリスト
各競技ごとに「開始の言葉」「競技中の声かけ」「終了後の言葉」をテンプレート化しておくと安心です。
準備チェックリストの例:
- 競技名と順番の確認
- 台本の完成と読み合わせ
- マイクや音響機器の動作確認
- BGMの準備とタイミング確認
発声・滑舌練習のコツ
聞き取りやすいアナウンスには、声の通りと滑舌が大切です。
ポイント:
- 少し高めの声で、はっきり発音
- 1文ずつ区切って話す
- 台本を見ながら実際に声を出して練習する
前日までに練習しておくと、本番でも落ち着いて話せます。
当日のトラブル対応マニュアル
予想外のハプニングが起きても、落ち着いた声かけで会場をつなぐことが重要です。
例:
- 玉や道具が動いた場合:「周りをよく見て、落ち着いて進んでください」
- 参加者が転んだ場合:「慌てずに、声を掛け合って進んでください」
事前準備と落ち着いた対応が、会場全体の安心感と楽しい雰囲気につながります。
まとめ!親子競技のアナウンスは「安心と笑顔」をつくる仕事
この記事では、親子競技のアナウンスを成功させるポイントや例文、フルバージョンの台本まで紹介しました。
アナウンスは単なる進行役ではなく、親子の頑張りや絆を見守り、会場全体の雰囲気を温かくする大切な役割があります。
アナウンスで運動会が変わる理由
言葉ひとつで、緊張していた子どもや保護者の表情が和らぎます。
また、会場全体を巻き込むことで、親子だけでなく応援者も一体感を感じられます。
優しい言葉で安全と楽しさを伝えることが、運動会全体を成功に導きます。
読者への応援メッセージ
初めてアナウンスを担当する方も、この記事の例文や台本を参考にすれば安心です。
大切なのは、完璧に話すことではなく、親子と会場の笑顔を思いながら話すことです。
ぜひあなたらしい温かい言葉で、素敵な運動会の時間を作ってください。

