「お歳暮のお礼を出しそびれて、もう1月になってしまった…」と悩んでいませんか。
実は、1月にお歳暮のお礼状を出すのは決して失礼ではありません。
むしろ、年始のご挨拶を兼ねて丁寧に伝えることで、より好印象を与えられます。
この記事では、1月にお歳暮のお礼状を出すときのマナー・書き方・時期の目安を、ビジネス・個人それぞれのケースで具体的に解説します。
さらに、すぐ使えるフルバージョンの例文もたっぷり掲載。
「1月のお礼状でも失礼にならない完璧な一通」を、このページで一緒に仕上げましょう。
「お歳暮のお礼状」の正しい構成と書き方マナー
お歳暮のお礼状は、形式にとらわれすぎず、感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
ここでは、基本の構成から時候の挨拶、文体の使い分けまでを順に見ていきましょう。
お礼状の基本構成(5つの流れ)
お歳暮のお礼状には、丁寧な印象を与えるための定型的な流れがあります。
この流れを守れば、誰でも自然で礼儀正しい文面が書けます。
| 構成 | 内容のポイント |
|---|---|
| ① 時候の挨拶 | 季節感を伝える一文。「新春の候」「寒さ厳しき折」など。 |
| ② 感謝の言葉 | 「お心遣いをいただき、ありがとうございます」など。 |
| ③ 品物へのお礼 | 「お贈りいただいた〇〇をありがたく頂戴しました」など。 |
| ④ 相手を気遣う一文 | 「ご多忙の折、どうぞご自愛ください」など。 |
| ⑤ 結びの挨拶 | 「本年もよろしくお願いいたします」など、年始に合った言葉を添える。 |
この5ステップを意識するだけで、自然で温かい文章になります。
1月にふさわしい時候の挨拶一覧
1月に使える時候の挨拶は、「新しい年の始まり」や「冬の寒さ」を感じさせる表現が好まれます。
時期によっても微妙に言葉が変わるので、以下を参考にしてください。
| 時期 | 使いやすい時候の挨拶 |
|---|---|
| 1月上旬 | 新春の候/初春の候/賀正の候 |
| 1月中旬 | 寒さ厳しき折/厳寒の候/大寒の候 |
| 共通で使える | 寒中お見舞い申し上げます/寒さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか |
ポイント:
1月の挨拶は「季節+相手を気遣う一言」で成り立っています。
たとえば「寒さ厳しき折、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。」のように使うと自然です。
ビジネス・個人で異なる言葉遣いと文体のコツ
お歳暮のお礼状は、相手との関係によって文体を少し変えるのが理想です。
形式だけでなく、相手が「心を込めて書いてくれた」と感じる言葉選びを意識しましょう。
| シーン | おすすめの文体・書き方 |
|---|---|
| ビジネス | 「拝啓〜敬具」で始まり、丁寧語と敬語を中心に。 |
| 個人(目上の方) | 「拝啓」を使いつつ、やや柔らかめの表現に。 |
| 親しい関係 | 「このたびは〜ありがとうございます」など、自然な会話調でもOK。 |
たとえば次のように使い分けると、印象がぐっと良くなります。
ビジネス向け一文:
「このたびはご丁寧にお歳暮をお贈りいただき、誠にありがとうございました。」
個人向け一文:
「先日は素敵なお品をいただき、心より感謝申し上げます。」
相手に合わせた言葉遣いが、最も丁寧なお礼状になります。
1月に出す「お歳暮お礼状」の例文集【完全保存版】
ここでは、1月に出すお歳暮のお礼状をすぐに使える形で紹介します。
ビジネス・個人それぞれのシーンに合わせて、フォーマル・カジュアル両方の例文を掲載しました。
ビジネス向け(フォーマル・カジュアル別)例文
◆フォーマルな取引先宛ての例文
拝啓 新春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびはご丁寧にお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
年末のご挨拶が遅くなりましたが、改めて御礼申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げますとともに、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
敬具
◆ややカジュアルなビジネスパートナー向けの例文
拝啓 寒さ厳しき折、貴社におかれましてはますますご繁栄のことと存じます。
このたびはご丁寧にお歳暮をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。
年末はご挨拶が遅くなりましたが、改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
| シーン | ポイント |
|---|---|
| 取引先 | 「貴社」「ご高配」など丁寧語で統一。 |
| お得意様 | 形式にこだわりすぎず、親しみのあるトーンに。 |
個人向け(目上・親しい人別)例文
◆目上の方へのお礼状
拝啓 初春の候、皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
このたびは心のこもったお歳暮をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
大切に頂戴し、家族そろってありがたく使わせていただきました。
ご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
◆親しい友人・親戚へのお礼状
寒さが一段と厳しくなってきましたね。
先日は素敵なお歳暮をいただき、ありがとうございます。
お心遣いがとても嬉しく、家族みんなでありがたく使わせていただきました。
年始のご挨拶が遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
またお会いできる日を楽しみにしています。
| 関係性 | 文体の特徴 |
|---|---|
| 目上 | 「拝啓」から始め、丁寧な語調で。 |
| 親しい相手 | 手紙調で柔らかく。「〜しました」「〜ですね」で温かみを出す。 |
一文添えるだけで印象が上がる感謝フレーズ集
形式的なお礼文に、心のこもった一文を添えるとぐっと印象が変わります。
| 目的 | 使えるフレーズ |
|---|---|
| 気持ちを伝えたいとき | 「お心遣いがとても嬉しく感じました。」 |
| 丁寧な印象を出したいとき | 「温かいお気持ちに、深く感謝申し上げます。」 |
| 親しみを出したいとき | 「いつも気にかけてくださり、本当にありがとうございます。」 |
フルバージョンの例文を参考にしつつ、自分の言葉を少し加えるだけで、より自然で心温まるお礼状になります。
「お歳暮お礼状」を出すベストタイミングと送付方法
お礼状を出す時期や方法によって、受け取る印象は大きく変わります。
ここでは、1月中のベストなタイミングと、手紙・メールの上手な使い分け方を解説します。
1月中ならいつまでに出せばいい?
お歳暮のお礼状は「できるだけ早く」が基本です。
ただし、1月に入ってからでも慌てる必要はありません。
1月中旬(15日頃)までに出せば、丁寧な印象を保てます。
| タイミング | 対応の目安 |
|---|---|
| 〜1月10日頃 | 年始の挨拶とお礼を一緒に書くと自然。 |
| 〜1月15日頃 | 遅れた旨を軽く添えれば問題なし。 |
| 1月20日以降 | 「寒中お見舞い」を兼ねた文面にするのが好印象。 |
たとえば、1月下旬になってしまった場合でも「寒中お見舞い申し上げます」と始めれば、時期的に失礼にはなりません。
手紙・メール・LINEの使い分け方
お礼を伝える手段は相手との関係性によって選びましょう。
形式にこだわりすぎるより、「どの方法が一番気持ちを伝えやすいか」を基準にするのがおすすめです。
| 方法 | 使うシーン | ポイント |
|---|---|---|
| 手紙 | 取引先・上司などフォーマルな相手 | 便箋に書いて郵送。署名を直筆にするとより丁寧。 |
| はがき | ややカジュアルな関係(顧客・知人など) | 短文でもOK。時候の挨拶と感謝の言葉を添える。 |
| メール | 業務連絡が中心の関係 | 件名に「お歳暮のお礼」と入れてわかりやすく。 |
| メッセージアプリ | 親しい相手・家族 | カジュアルな一言でも感謝が伝われば十分。 |
注意:
ビジネスシーンではメールでも失礼にはなりませんが、重要な取引先には手紙を優先するのが無難です。
好印象を与える封筒・宛名書きのマナー
封筒や宛名の書き方も、受け取る印象を左右します。
小さな部分まで丁寧に整えることで、信頼感のある手紙になります。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 封筒の色 | 白または薄いクリーム色が基本。 |
| 宛名 | 縦書きでフルネーム。「株式会社」は略さず書く。 |
| 差出人 | 封筒の裏面左下に自分の住所と名前を明記。 |
| 便箋 | 白無地や控えめな罫線入りを選ぶ。 |
また、封をする際に軽くのり付けし、「〆」マークを入れるときちんとした印象になります。
手紙は“見た目もマナーの一部”。整った印象が、言葉の丁寧さをさらに引き立てます。
まとめ!1月のお歳暮お礼状は「感謝+年始の挨拶」で印象アップ
ここまで、1月に出すお歳暮のお礼状の書き方や例文、マナーを見てきました。
最後に、この記事の要点を整理して、次の年に活かせるようにまとめましょう。
この記事の要点まとめ
1月に出すお歳暮のお礼状は「遅れても丁寧に感謝を伝えればOK」です。
形式よりも、相手への気持ちを込めて書くことが一番のマナーです。
| ポイント | 要約 |
|---|---|
| 出す時期 | 1月中旬までなら自然。遅れたら「年始のご挨拶を兼ねて」と添える。 |
| 時候の挨拶 | 「新春の候」「初春の候」「寒さ厳しき折」などを使用。 |
| 構成 | 時候の挨拶→感謝→具体的なお礼→気遣い→結びの順で。 |
| 文体 | 相手に合わせて丁寧語と柔らかい表現を使い分ける。 |
| 印象アップ | 感謝の気持ちを一文添えるだけで温かみが出る。 |
また、1月下旬になってしまった場合は「寒中お見舞い」を兼ねる形に変えるとスマートです。
無理に謝罪調にするよりも、「改めて御礼申し上げます」と添える程度で十分です。
次の年に活かせるマナーの覚え方
毎年12月は何かと忙しく、お礼状が後回しになってしまいがちです。
そこで、次の年に備えて、以下のように準備しておくと安心です。
| タイミング | 準備すること |
|---|---|
| 12月上旬 | お歳暮リストを整理し、贈り主をチェック。 |
| 12月中旬 | お礼状のテンプレートを作成・印刷しておく。 |
| 12月下旬 | 届いた順に簡単なメモを残す(品名・日付など)。 |
こうしておくと、年明けに慌てずスムーズにお礼が出せます。
「感謝の気持ちを忘れないこと」こそ、最も美しいお歳暮マナーです。
形式に縛られず、あなたらしい言葉で気持ちを伝えていきましょう。


