手紙を書こうと思っても、「何から書けばいいのか分からない」と感じる小学生高学年の人は多いです。
友だちへの手紙や先生へのお礼、家族への感謝の言葉など、学校や家の中で手紙を書く場面は意外とたくさんあります。
このページでは、小学生高学年向けに、手紙の基本的な書き方をやさしく解説しています。
あいさつ文・本文・結び・名前の書き方まで、順番に確認できるので、はじめてでも安心です。
さらに、短い例文だけでなく、そのまま書き写せるフルバージョンの例文もたっぷり掲載しています。
文章を書くのが少し苦手な人でも、例文を参考にしながら、自分の気持ちを言葉にできる内容です。
大切なのは、上手に書くことではなく、相手を思って書くことです。
この記事を読みながら、あなたらしい手紙を書いてみてください。
小学生高学年のための手紙の書き方とは
この章では、小学生高学年のみなさんが「手紙ってどうやって書けばいいの?」と迷わないように、基本的な考え方をやさしく説明します。
むずかしい言葉は使わず、今日からすぐに書けるようになることを目標にしています。
手紙ってどんなときに書くもの
手紙は、相手に自分の気持ちや考えを伝えるための文章です。
学校生活や家での出来事の中で、手紙を書く場面はたくさんあります。
| 場面 | 手紙を書く目的 |
|---|---|
| 友だちへ | 楽しかった思い出や、また会いたい気持ちを伝える |
| 先生へ | 教えてもらったことへの感謝を伝える |
| 家族へ | ふだんは言えないありがとうを伝える |
| 卒業や行事 | 思い出やこれからの気持ちを書く |
このように、手紙は特別な場面だけでなく、日常の中でも使える便利な方法です。
小学生高学年が手紙を書く意味
小学生高学年になると、気持ちを文章で伝える力が少しずつ大切になってきます。
手紙を書くことは、その力をのばす良い練習になります。
手紙は、相手のことを考えながら言葉をえらぶ練習ができる文章です。
たとえば、「楽しかった」と書くだけでなく、「どんなところが楽しかったのか」を考えることで、文章がぐっと伝わりやすくなります。
また、手紙には正解が一つだけあるわけではありません。
自分の言葉で、自分の気持ちを書くことが何より大切です。
むずかしい表現を使おうとしなくて大丈夫です。
読み手の顔を思い浮かべながら、ていねいに書けば、それだけで立派な手紙になります。
まず覚えたい手紙の基本構成
手紙を書くときに「何から書けばいいかわからない」と思うことはよくあります。
そんなときは、決まった順番で書くことを思い出すと、スムーズに文章が書けます。
あいさつ文の書き方と例
手紙のはじめには、相手を思いやるあいさつ文を書きます。
あいさつ文があると、やさしくて読みやすい印象になります。
| あいさつの種類 | 例文 |
|---|---|
| ふつうのあいさつ | こんにちは。元気にしていますか。 |
| 季節を入れたあいさつ | あたたかい日がふえてきましたね。 |
| ひさしぶりの場合 | しばらく会っていませんが、元気ですか。 |
あいさつ文は、長くしすぎなくて大丈夫です。
一文か二文くらいを目安にすると、全体のバランスがよくなります。
本文で気持ちを伝えるコツ
本文は、手紙の中で一番伝えたいことを書く部分です。
「何を伝えたいか」を先に考えてから書くと、まとまりやすくなります。
本文では、一番伝えたいことを一つ決めてから書くのがコツです。
| よくある書き方 | 伝わりやすい書き方 |
|---|---|
| 楽しかったです。 | いっしょに遊んだ時間がとても楽しかったです。 |
| ありがとう。 | ていねいに教えてくれてありがとう。 |
このように、少しだけくわしく書くと、気持ちがより伝わります。
結びの言葉の考え方
結びの言葉は、手紙の最後に書くしめくくりの文章です。
「これからも」「またね」など、前向きな言葉を使うのがおすすめです。
| 相手 | 結びの言葉の例 |
|---|---|
| 友だち | またいっしょに遊ぼうね。 |
| 先生 | これからもよろしくお願いします。 |
| 家族 | いつもありがとう。 |
結びの言葉があると、読み終わったときにやさしい気持ちになります。
名前と日付の正しい書き方
手紙の最後には、自分の名前を書きます。
相手にとって「誰からの手紙か」がすぐにわかるようにするためです。
| 書く場所 | 内容 |
|---|---|
| 右上 | 日付を書くことが多い |
| 一番下 | 自分の名前を書く |
名前は、ていねいに、読みやすく書くことが大切です。
あだ名ではなく、本名を書くと、よりきちんとした手紙になります。
相手に伝わる手紙を書くためのコツ
手紙は、決まった形で書くだけでも十分伝わります。
ですが、少しだけ工夫すると、さらに「気持ちが伝わる手紙」になります。
小学生でも失敗しにくい文章の作り方
文章を書くのが苦手なときは、順番を決めて考えるのがおすすめです。
頭の中で思いついたことを、そのまま書かなくて大丈夫です。
| 考える順番 | 内容 |
|---|---|
| ① | だれに書く手紙かを考える |
| ② | 一番伝えたいことを一つ決める |
| ③ | そのときの気持ちや理由を書く |
「一番伝えたいことは何か」を先に決めると、文章は自然とまとまります。
たとえば、「ありがとうを伝えたい手紙」なのか、「思い出を書きたい手紙」なのかをはっきりさせるだけで、書きやすくなります。
友だち・先生・家族で言葉づかいはどう変わる
手紙は、相手によって言葉づかいを少し変えることが大切です。
むずかしく考えず、「話すときの言い方」を思い出すと分かりやすいです。
| 相手 | 言葉づかいのポイント | 例文 |
|---|---|---|
| 友だち | いつも話しているような言葉でOK | またいっしょに遊ぼうね。 |
| 先生 | ていねいで落ち着いた言葉を使う | いつもご指導ありがとうございます。 |
| 家族 | 素直な気持ちをそのまま書く | いつも見守ってくれてありがとう。 |
同じ内容でも、相手に合わせて言い方を変えることが大切です。
これだけで、ぐっと読みやすい手紙になります。
読みやすい字とレイアウトの工夫
手紙は、文字の形や並び方でも印象が変わります。
内容がよくても、読みにくいと気持ちが伝わりにくくなります。
| ポイント | 気をつけること |
|---|---|
| 文字の大きさ | そろえて書く |
| 行の間 | つめすぎず、少し余白をあける |
| 書き直し | 下書きをしてから清書する |
少しゆっくり書くだけでも、読みやすさは大きく変わります。
ていねいに書こうとする気持ちが、そのまま相手に伝わります。
目的別にわかる手紙の例文集
ここからは、実際に使える手紙の例文を目的別に紹介します。
短い例文と、しっかり書けるフルバージョン例文の両方を用意しました。
友だちに書く手紙の例文
友だちへの手紙は、ふだん話しているような言葉で書いて大丈夫です。
楽しかったことや、また会いたい気持ちを書くのがポイントです。
| 短い例文 |
|---|
| この前はいっしょに遊べてうれしかったです。また会おうね。 |
ここからは、そのまま使えるフルバージョン例文です。
〇〇へ
こんにちは。
この前はいっしょにすごせて、とても楽しかったです。
とくに、たくさん話しながら帰った時間が心にのこっています。
また近いうちに、いっしょに遊べたらうれしいです。
これからもよろしくね。
〇〇より
先生に書く感謝の手紙の例文
先生への手紙では、ていねいな言葉づかいを意識しましょう。
教えてもらったことや、うれしかった気持ちを書くと伝わりやすくなります。
| 短い例文 |
|---|
| いつも分かりやすく教えてくださり、ありがとうございます。 |
フルバージョン例文はこちらです。
〇〇先生へ
いつもていねいに教えてくださり、ありがとうございます。
授業で分からなかったところを、分かるまで説明してもらえてうれしかったです。
おかげで、自分から手をあげて発表できるようになりました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
〇〇より
家族に書くありがとうの手紙例文
家族への手紙は、短くても気持ちがこもっていれば十分です。
ふだん言えない言葉を書くチャンスです。
| 短い例文 |
|---|
| いつも見守ってくれてありがとう。 |
書き写しOKのフル例文です。
おうちの人へ
いつもありがとう。
学校から帰ったときに声をかけてくれるのが、とてもうれしいです。
こまっているときに話を聞いてくれて、安心します。
これからは、できることを少しずつがんばります。
〇〇より
卒業や別れの手紙の例文
卒業やクラス替えの手紙では、思い出を書くと心に残ります。
「何をしたか」と「どう思ったか」をセットで書くのがコツです。
| 短い例文 |
|---|
| いっしょにすごした時間は、ずっと忘れません。 |
フルバージョン例文はこちらです。
〇〇へ
今まで本当にありがとう。
いっしょにがんばった行事や、毎日の何気ない時間が大切な思い出です。
話したことや笑ったことは、これからも心にのこっています。
これからは別々になるけれど、また会えたらうれしいです。
〇〇より
手紙を書くときによくある疑問
手紙を書いていると、「これで合っているのかな」と不安になることがあります。
ここでは、小学生高学年のみなさんからよく出る疑問に、やさしく答えていきます。
敬語がむずかしいときの考え方
先生や目上の人に手紙を書くとき、言葉づかいで迷うことがあります。
ですが、無理にむずかしい言葉を使う必要はありません。
| 考え方 | ポイント |
|---|---|
| ていねいを意識 | 「です・ます」を使う |
| 素直な言葉 | 思ったことをそのまま書く |
「ありがとう」「うれしかったです」などの言葉だけでも、十分ていねいな手紙になります。
むずかしい表現よりも、気持ちが伝わる文章を大切にしましょう。
手紙が長くなりすぎたときの対処法
書きたいことがたくさんあると、手紙が長くなってしまうことがあります。
そんなときは、内容を少し整理してみましょう。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 伝えたいことをしぼる | 三つくらいにまとめる |
| 一番大事なこと | 最初に書く |
全部を書こうとしなくて大丈夫です。
一番伝えたい気持ちがはっきりしていれば、短くても良い手紙になります。
手紙とデジタルの文章のちがい
今は、文字でやりとりする方法がたくさんあります。
その中で、手紙には特別な良さがあります。
| 手紙の特徴 | ポイント |
|---|---|
| 時間をかけて書く | 気持ちが伝わりやすい |
| 文字に個性が出る | その人らしさが伝わる |
ていねいに書かれた文字を見ると、書いてくれた人のことを身近に感じます。
それが、手紙ならではの良さです。
小学生高学年が手紙を書くときのまとめ
ここまで、手紙の書き方やコツ、たくさんの例文を紹介してきました。
最後に、一番大切なポイントを整理しておきましょう。
一番大切なのは気持ちをこめること
手紙を書くときに、「上手に書かなきゃ」と思う必要はありません。
大切なのは、相手のことを思いながら言葉をえらぶことです。
| 大切なポイント | 内容 |
|---|---|
| 形 | あいさつ・本文・結び・名前をそろえる |
| 言葉 | むずかしくせず、素直に書く |
| 気持ち | 相手の顔を思い浮かべる |
少し不器用でも、気持ちがこもっていれば、それは立派な手紙です。
ていねいに書こうとする気持ちは、文字を通してきちんと伝わります。
今日からすぐ書ける手紙の第一歩
「何を書こう」と迷ったら、次の流れを思い出してください。
これだけで、手紙はぐっと書きやすくなります。
| 順番 | やること |
|---|---|
| ① | だれに書くかを決める |
| ② | 一番伝えたいことを一つ考える |
| ③ | 例文を参考にしながら書く |
最初は例文をまねして書いても大丈夫です。
少しずつ、自分の言葉に変えていけば、それが自分だけの手紙になります。
このページの例文やポイントを使って、大切な人に気持ちを伝えてみてください。
あなたの言葉で書いた手紙は、きっと相手の心に残ります。

