
9月の園だよりは、残暑と秋の気配を発行時期に合わせて使い分けると、自然で読みやすい文章に仕上がります。
この記事では、9月上旬・中旬・下旬に使える書き出しから、防災の日、敬老の日、秋分の日、十五夜、健康管理、秋の自然、食育まで、すぐに使える例文をテーマ別に紹介します。
さらに、文章を一から考える時間がないときに役立つフルバージョンの園だより例文も掲載しています。
2026年の行事日程にも対応しているため、今年の9月に園だよりを作成する保育士・幼稚園教諭の方にも使いやすい内容です。
園の活動や子どもたちの実際の姿に合わせて例文を調整しながら、季節感と園らしさのあるおたよりに仕上げてみてください。
9月の園だよりで使える例文は「残暑」と「秋の気配」が基本

9月の園だよりは、まだ夏の暑さが残る時期と、少しずつ秋らしくなる時期の両方を意識すると書きやすくなります。
発行する日に実際の気候がどうなっているかを見て、残暑と秋の気配を使い分けるのが自然な文章にするコツです。
9月上旬に使える残暑の書き出し例文
9月上旬は、暦の上では秋でも暑さが続くことがあります。
そのため、無理に「秋らしくなりました」と書くより、夏の名残を素直に表現したほうが園だよりの内容と合いやすくなります。
たとえば、次のような書き出しが使えます。
-
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。
-
厳しい暑さが残るなか、子どもたちは元気いっぱいに過ごしています。
-
夏の暑さが続いていますが、少しずつ季節の変化も感じられるようになってきました。
-
9月を迎えましたが、日中はまだ汗ばむ日が続いています。
-
夏の名残を感じる暑さのなか、子どもたちは戸外で元気に遊んでいます。
残暑について触れた後は、子どもたちの園での様子や健康管理へつなげると文章がまとまります。
「暑いですね」で終わらせず、水分補給や休息に配慮していることまで書けば、保護者にとって役立つ内容になります。
9月中旬に使える秋の訪れの例文
9月中旬になると、朝夕の風や虫の声などから秋を感じる場面が増えてきます。
ただし、地域やその年の気候によって暑さは異なるため、実際の様子に合わせて表現を選びましょう。
使いやすい例文には、次のようなものがあります。
-
少しずつ朝夕の風に涼しさを感じる季節になりました。
-
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕には秋の気配を感じるようになりました。
-
虫の声が聞こえるようになり、少しずつ秋の訪れを感じています。
-
夏の暑さのなかにも、秋らしい風を感じる日が増えてきました。
-
季節がゆっくりと秋へ向かい、身近な自然にも変化が見られるようになりました。
「秋になりました」と断定するのではなく、子どもが感じた変化を書くと、園生活の様子が伝わる文章になります。
たとえば、「園庭から聞こえる虫の声に耳を傾ける姿が見られます」と続ければ、季節の挨拶がそのまま子どもの活動紹介につながります。
9月下旬に使える秋らしさを感じる例文
9月下旬は、秋の自然や行事を取り入れた書き出しが使いやすい時期です。
秋分の日や十五夜など、9月ならではの話題をきっかけにすると、季節感のある園だよりを作れます。
たとえば、次のような文章です。
- 暑さも少しずつ和らぎ、秋の訪れを身近に感じる季節となりました。
- 園庭では虫の声が聞こえ、子どもたちも秋の自然に興味を持っています。
- 朝夕の涼しさが心地よくなり、秋らしい季節を感じるようになりました。
- 空の高さや虫の声など、身近なところに秋の変化が見られるようになりました。
- 秋の気配が深まり、戸外で季節の自然を楽しめる時期になってきました。
行事を扱う場合は、季節の挨拶からいきなり行事の説明に移るより、「季節の変化→子どもの発見→園での活動」という順番にすると読みやすくなります。
発行日の気候に合わせた書き出し例文
9月の園だよりで迷いやすいのが、「残暑」と「秋の気配」のどちらを使うかという点です。
実際には9月だから必ず秋らしい文章にする必要はなく、発行日の気候に合わせて選ぶのが自然です。
| 発行時の様子 | 向いている表現 | 書き出し例 |
|---|---|---|
| 日中の暑さが厳しい | 残暑・暑さ | 9月を迎えましたが、まだ暑い日が続いています。 |
| 朝夕が涼しくなってきた | 秋の訪れ | 朝夕の風に少しずつ秋の気配を感じるようになりました。 |
| 虫の声などが聞こえる | 秋の自然 | 園庭から聞こえる虫の声に、秋の訪れを感じています。 |
| 秋の行事を控えている | 季節と行事 | 秋の気配を感じながら、今月もさまざまな活動を楽しんでいきます。 |
気温や天候と合わない季節表現を無理に使わないことが、園だよりを自然に見せるポイントです。
たとえば、9月になっても厳しい暑さが続いているなら、「涼しい秋風が心地よい季節」とするより「まだ暑さが残るなか」としたほうが実際の園生活を伝えやすくなります。
9月の園だよりにそのまま使える書き出し例文集

ここからは、文章を考える時間がないときにも使いやすいように、テーマ別の書き出し例文を紹介します。
そのまま使うだけでなく、最後の一文を園で実際にあった出来事へ置き換えると、園らしい文章に仕上がります。
残暑が厳しいときの書き出し例文
まだ暑さが残る時期には、子どもたちの健康を気遣う内容へ自然につなげられます。
- 9月に入りましたが、日中はまだ夏のような暑さが続いています。
- 暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いています。
- 夏の暑さが残る9月ですが、子どもたちは元気に園生活を楽しんでいます。
- 残暑の厳しい日が続いていますので、園でも子どもたちの体調に気を配りながら過ごしています。
- 9月になっても汗ばむ日が続いています。引き続き体調の変化に気を配っていきたいと思います。
保護者へのお願いを続けるなら、「園ではこまめな水分補給を心がけています」のように、園での対応を具体的に伝えると内容が分かりやすくなります。
朝夕の涼しさを伝える書き出し例文
昼間は暑くても朝夕に変化がある場合は、夏から秋へ移る様子を表現できます。
- 日中はまだ暑さが残りますが、朝夕には少しずつ涼しさを感じるようになりました。
- 朝夕の風が心地よく感じられる日が増え、秋の訪れを感じています。
- 少しずつ暑さが和らぎ、季節が秋へ向かっていることを感じる今日この頃です。
- 朝夕の涼しい風に、夏から秋への季節の移り変わりを感じるようになりました。
- 日が暮れる時間にも変化が見られ、少しずつ秋らしい季節になってきました。
「涼しくなりました」とだけ書くと定型的になりやすいため、風や日暮れなど具体的な変化を一つ入れるのがおすすめです。
虫の声や草花を取り入れた例文
9月は身近な自然の変化を子どもの発見と結び付けると、温かみのある園だよりになります。
- 園庭から聞こえてくる虫の声に、秋の訪れを感じる季節になりました。
- 戸外で遊んでいると、虫の声や草花の変化に気付く子どもたちの姿が見られます。
- 「何の虫かな」と耳を澄ませながら、秋の自然に興味を持つ子どもたちです。
- 園庭の草花にも少しずつ変化が見られ、子どもたちと季節の移り変わりを楽しんでいます。
- 身近な自然の小さな変化を見つけながら、子どもたちは秋の訪れを楽しんでいます。
たとえば、金曜日の戸外遊びで子どもが虫を見つけたなら、その場面を一文加えるだけでも文章に具体性が出ます。
「園庭では虫を見つけた子どもたちが友達を呼び、『ここにいるよ』と知らせる姿がありました」といった形です。
夏の思い出と子どもの成長をつなぐ例文
9月は、夏の経験を振り返りながら子どもたちの成長を伝える時期にもできます。
- 夏のさまざまな経験を通して、子どもたちの表情や姿にも少しずつ成長が感じられます。
- 夏の遊びを楽しんだ経験が、子どもたちの新しい興味や挑戦につながっています。
- 夏を越えて、友達との関わり方や遊び方にも一人ひとりの成長が見られるようになりました。
- 夏の間にたくさんの経験を重ねた子どもたち。9月も新しい発見を楽しんでいきたいと思います。
- 暑い季節を元気に過ごした子どもたちは、少しずつ次の遊びへと興味を広げています。
子どもの成長を書くときは、「成長しました」だけで終わらせず、何が変わったのかを具体的にすると伝わりやすくなります。
やわらかく親しみやすい書き出し例文
かしこまった時候の挨拶よりも、普段の園生活が伝わる文章にしたい場合は、子どもの姿から始める方法もあります。
- 「先生、虫の声がするよ」と、子どもたちが教えてくれる場面が増えてきました。
- 夏の遊びを楽しんだ子どもたちは、今日も元気いっぱいに園庭へ向かっています。
- 園庭に出ると、子どもたちは小さな変化を見つけるのがとても上手です。
- 「今日は少し涼しいね」と話す子どもたちの声からも、季節の変化を感じます。
- 9月になり、子どもたちの遊びのなかにも少しずつ秋らしい発見が増えてきました。
こうした書き出しは、季節の挨拶を形式的に並べるよりも、園で過ごす子どもの姿を保護者に届けやすいのが特徴です。
「どんな文章から始めよう」と迷ったら、朝の会や園庭での遊びを思い浮かべてみてください。
そこから一場面を拾えば、9月らしい園だよりの書き出しを作れます。
9月の園だよりで使える行事別の例文集

9月は防災の日、敬老の日、秋分の日、十五夜など、園だよりに取り入れやすい行事があります。
行事の説明だけで終わらせず、園でどんな活動をするのか、子どもたちに何を感じてほしいのかまで添えると読みやすくなります。
防災の日・防災週間の例文
防災の日は毎年9月1日、防災週間は8月30日から9月5日までです。
園だよりでは、避難訓練のお知らせや、家庭での防災について考えるきっかけとして取り上げられます。
そのまま使いやすい例文はこちらです。
園で実施する避難訓練の内容や家庭へのお願いは、実際の園の取り決めに合わせて書き換えるようにしましょう。
敬老の日の例文
2026年の敬老の日は9月21日です。
多年にわたり社会につくしてきた高齢者を敬愛し、長寿を祝う日として定められています。
園で制作や交流などの活動を予定している場合は、次のような文章が使えます。
園から家庭への制作物や行事の案内は、実際の活動内容に合わせて調整してください。
秋分の日の例文
2026年の秋分の日は9月23日です。
秋分の日は、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日とされています。
園だよりでは、祝日の意味を詳しく説明するより、季節の変化や家族との時間に触れる文章へつなげると自然です。
十五夜・中秋の名月の例文
2026年の中秋の名月は9月25日です。
国立天文台によると、2026年は中秋の名月と満月の日が異なり、満月は9月27日です。
園で月や秋の自然について触れる活動がある場合は、次のように紹介できます。
2026年の中秋の名月は9月25日、満月は9月27日なので、日付を掲載する場合は取り違えないようにしましょう。
園の行事を紹介するときの例文
園独自の行事を知らせる場合は、行事名だけでなく子どもたちの活動内容も一緒に書くと、保護者が当日の様子をイメージしやすくなります。
9月の健康管理を伝える園だより例文

9月は秋の気配を感じる一方で、暑さが残ることもあります。
園だよりでは、水分補給、休息、衣服調整など、家庭でも実践しやすい内容を具体的に伝えると役立ちます。
残暑の熱中症対策をお願いする例文
気象庁は5月から9月を熱中症への注意を呼びかける対象期間としています。
9月だから暑さ対策を終えるのではなく、その日の気温や子どもの体調を見ながら対応することが大切です。
9月という理由だけで暑さへの配慮をやめず、その日の気温や園の対応に合わせて文章を調整しましょう。
水分補給と休息を呼びかける例文
保護者へのお願いは、「気を付けてください」だけで終わらせず、何をしてほしいのかを具体的にすると伝わります。
衣服調整をお願いする例文
9月は朝夕と日中で体感が変わることもあるため、衣服について伝える文章も使いやすいテーマです。
衣類の枚数や種類など、園で指定しているものがある場合は、園の案内に合わせて具体的に記載すると分かりやすくなります。
生活リズムを整える例文
夏休みなどで生活時間が変わった場合には、9月の園生活に合わせて少しずつリズムを整える呼びかけもできます。
季節の変化に配慮した保護者へのお願い例文
季節の変わり目に関するお願いは、園側の対応と家庭での確認を分けて書くと読みやすくなります。
「体調管理をお願いします」という一文だけでは、保護者が何をすればよいのか分かりにくくなります。
園での配慮と家庭でお願いしたいことを分けて書くと、短い文章でも意図が伝わります。
台風や大雨への備えを伝える園だより例文

9月は台風や秋雨前線による大雨に注意したい時期です。
園だよりでは、防災訓練の予定だけでなく、家庭での備えや安全確認にも触れると、保護者が具体的に行動しやすくなります。
防災訓練を知らせる例文
園で避難訓練を予定している場合は、訓練の目的と子どもたちの取り組みを簡潔に伝えましょう。
- 9月は防災について考える機会として、避難訓練を行います。
- 避難訓練を通して、保育者の話を聞き、安全な場所へ移動する経験を重ねます。
- 今月の避難訓練では、災害が起きたときの行動について子どもたちと確認します。
- 訓練では、子どもたちが不安にならないよう、分かりやすい言葉で避難の約束を伝えていきます。
- 防災の日をきっかけに、園での避難方法や安全に過ごすための約束を改めて確認します。
訓練の日時や想定する災害などを掲載する場合は、実際の園の計画に合わせて記載してください。
家庭で防災について確認してもらう例文
災害への備えは、園だけでなく家庭でも確認しておくと安心です。
園だよりでは、保護者に確認してほしい内容を具体的に挙げると伝わりやすくなります。
- この機会に、ご家庭でも避難場所や災害時の連絡方法について確認してみてください。
- 災害が起きたときの集合場所や連絡方法について、ご家族で話し合う機会をつくってみましょう。
- 非常時に必要なものがそろっているか、ご家庭の防災用品も一度確認してみてください。
- お子さんと一緒に「地震が起きたらどうする」「大雨のときはどうする」と話しておくことも、防災を考えるきっかけになります。
「防災に気を付けましょう」だけで終わらず、避難場所や連絡方法など確認する対象を示すと、家庭での備えにつながります。
台風や大雨への注意を促す例文
気象庁によると、台風の発生・接近・上陸は7月から10月に多く、9月以降は日本付近を通る台風が増え、秋雨前線の活動を活発にして大雨をもたらすことがあります。
そのため、9月の園だよりでは、天候が荒れる場合に備えた安全への呼びかけも取り入れられます。
- 9月は台風や大雨の影響を受けることもあります。天候が急に変化する場合がありますので、気象情報をご確認ください。
- 台風や大雨が予想される場合は、安全を第一に考えて行動しましょう。
- 大雨や強風の際には、登降園時の安全にも十分ご注意ください。
- 荒天が予想される場合は、園からのお知らせをご確認いただき、安全を優先して対応をお願いします。
休園や登園の判断基準は全国共通ではありません。
園独自の基準や自治体からの案内がある場合は、それに沿って具体的に記載してください。
休園・引き渡しなど園のルールを伝えるときの注意点
台風や大雨への対応は、園や自治体によって異なります。
そのため、園だよりでは「必ず休園になります」のように一律の対応を示すのではなく、実際の園のルールを正確に伝えることが大切です。
- 荒天時の対応については、園から配布している案内をご確認ください。
- 警報発令時の登園や休園については、園の定めた対応に沿ってご確認をお願いします。
- 緊急時のお迎えや引き渡しについて、事前に園からのお知らせをご確認ください。
- 台風や大雨が予想される際は、連絡アプリなど園指定の連絡方法を確認できるようにしておきましょう。
具体的な連絡方法や判断基準を掲載するときは、現在の園の規定と一致しているか確認してから使用しましょう。
秋の自然や子どもの姿を伝える園だより例文

9月の園だよりは、季節の挨拶だけでなく、子どもたちが実際に見つけた秋の変化を取り入れると、園での生活が伝わりやすくなります。
虫の声、草花、風など、子どもが気付いた小さな変化を一つ拾うだけでも、文章に具体性が生まれます。
虫の声をテーマにした例文
9月は虫の声をきっかけに、秋の訪れを子どもたちと楽しめます。
- 園庭から聞こえてくる虫の声に気付き、「何の虫かな」と耳を澄ませる子どもたちの姿が見られます。
- 戸外遊びの途中で虫の声を見つけると、友達と一緒に耳を傾ける子どもたちです。
- 夏とは違う虫の声に気付き、子どもたちの興味も少しずつ秋の自然へ広がっています。
- 「虫さんどこにいるのかな」と探しながら、子どもたちは身近な自然に親しんでいます。
- 園庭で遊ぶなかで聞こえてくる虫の声が、子どもたちにとって季節の変化を感じるきっかけになっています。
実際に子どもたちが話した言葉がある場合は、園での様子に合わせて取り入れると、より生き生きとした文章になります。
秋の草花をテーマにした例文
草花の変化は、特別な活動を用意しなくても日常の園生活から見つけられる題材です。
-
園庭の草花を観察しながら、夏とは少し違う自然の変化を楽しんでいます。
-
散歩の途中で見つけた草花に興味を持ち、「これは何かな」と観察する姿が見られます。
-
身近な草花の色や形の変化に気付き、子どもたちは秋の自然を楽しんでいます。
-
戸外で見つけた小さな秋を友達と伝え合いながら、自然への興味を広げています。
「秋の自然を楽しみました」だけではなく、何を見つけ、どんな反応をしたのかを書くと、子どもの姿が保護者に伝わります。
季節の変化への子どもの気付きを伝える例文
子どもの「気付いた瞬間」を文章にすると、園だよりの季節感が自然に出ます。
-
朝夕の風が少し涼しくなり、「今日は暑くないね」と話す子どもたちの声も聞かれるようになりました。
-
空を見上げたり虫の声に耳を傾けたりしながら、子どもたちは身近な季節の変化を感じています。
-
散歩中に見つけた秋の変化を友達に知らせるなど、自然への興味が少しずつ広がっています。
-
「秋になったのかな」と季節について話す姿も見られ、子どもたちなりに変化を感じ取っているようです。
戸外遊びでの子どもの姿を伝える例文
9月は気温を見ながら、戸外で季節の自然に触れる遊びを取り入れやすい時期です。
-
戸外に出ると、子どもたちは虫や草花を探しながら元気に遊んでいます。
-
園庭では友達と追いかけっこをしたり、自然を観察したりしながら、それぞれの遊びを楽しんでいます。
-
季節の変化を感じられるよう、戸外遊びのなかでも子どもたちの発見を大切にしています。
-
「見つけたよ」と嬉しそうに知らせてくれる姿からも、身近な自然への関心が伝わってきます。
暑さが残る日は、活動時間や内容を園の判断で調整するなど、その日の環境に合わせて無理なく過ごします。
夏を越えた子どもの成長を伝える例文
9月は夏の経験を振り返り、子どもたちの変化を保護者に伝える機会にもできます。
-
夏のさまざまな経験を重ねるなかで、友達との関わりにも少しずつ変化が見られるようになりました。
-
以前は保育者に手伝ってもらっていたことにも、自分から挑戦する姿が増えています。
-
夏を越えて心身ともにたくましくなり、遊びのなかでも「やってみたい」という気持ちが感じられます。
-
友達と一緒に遊ぶ楽しさを知り、自分の思いを伝えたり相手の話を聞いたりする姿が見られます。
-
夏の経験を生かしながら、新しい遊びにも興味を持って取り組んでいます。
成長を伝えるときは、年齢やクラスの実際の様子に合わせて具体的な行動を選びましょう。
たとえば、以前は一人で遊ぶことが多かった子どもが友達を誘うようになったなら、その変化を書くことで、保護者にも成長の過程が伝わります。
9月の食育に使える秋の食材と園だより例文
9月の園だよりでは、秋の食材を取り上げると季節感のある食育につなげられます。
農林水産省は秋の食材としてさつまいもやきのこなどを紹介しており、さつまいもの収穫時期は9月から11月です。
さつまいもを取り入れた例文
さつまいもは秋の味覚として親しみやすく、収穫や給食など園での活動とも結び付けやすい食材です。
-
秋の味覚の一つであるさつまいもに親しみながら、季節の食べ物を楽しみたいと思います。
-
9月から11月はさつまいもの収穫時期です。身近な食材を通して、秋の実りに興味を持てるようにしていきます。
-
給食に登場する秋の食材を楽しみながら、「どんな味かな」「どんな形かな」と食べ物への興味を広げていきます。
-
さつまいもなど秋の食材に触れ、季節によって食べ物が変わることを子どもたちと一緒に楽しみます。
きのこを取り入れた例文
きのこも秋の食材として紹介しやすいテーマです。
-
秋の食材として親しまれているきのこに興味を持てるよう、給食や食育活動を通して季節の食べ物を紹介します。
-
きのこの形や色に注目しながら、身近な食材への興味を広げていきたいと思います。
-
秋の味覚を楽しみながら、さまざまな食材に触れる機会を大切にしていきます。
秋の味覚を楽しむ活動の例文
食育について書くときは、食材の名前を並べるだけでなく、子どもたちの発見や興味につなげると文章に温かみが出ます。
-
秋ならではの食材を見たり味わったりしながら、食べ物にも季節があることを感じられるようにしていきます。
-
「これ知ってる」と嬉しそうに食材の名前を話す姿を大切にしながら、食への興味を育んでいきます。
-
色や形、香りなど、食材のさまざまな特徴に気付きながら、秋の味覚を楽しみたいと思います。
給食や食育活動と季節をつなぐ例文
園で実際に行っている給食や食育活動がある場合は、具体的な活動名を加えるとオリジナルの園だよりになります。
-
給食に登場する秋の食材をきっかけに、子どもたちと季節の変化を楽しんでいきます。
-
食材を見たり触れたりする経験を通して、食べ物がどのように育つのかにも興味を持てるようにしていきます。
-
旬の食材を味わうなかで、秋ならではの食の楽しさを感じてもらいたいと思います。
園で実施していない活動を例文に合わせて書く必要はありません。
給食でさつまいもが出るなら給食の話題に、栽培や収穫を行っているならその活動に合わせて文章を選びましょう。
そのまま使える9月の園だよりフルバージョン例文

ここでは、書き出しだけではなく、季節の話題、子どもの姿、保護者へのお願いまで一つにつないだフルバージョンの例文を紹介します。
園の活動や子どもの姿に合わせて一部を差し替えれば、実際の園だよりにも使いやすい形にしています。
残暑が続く9月上旬向けのフル例文
9月を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いています。
夏の遊びをたっぷり楽しんだ子どもたちは、9月も元気いっぱいに園生活を送っています。
暑い日の過ごし方にも少しずつ慣れ、友達と遊びを相談したり、自分のやりたいことを見つけたりする姿が見られるようになりました。
園では、子どもたちの体調やその日の暑さを見ながら活動内容を調整し、こまめな水分補給や休息を心がけていきます。
9月になっても暑さが残る日はありますので、ご家庭でも登園前のお子さんの体調をご確認ください。
夏から秋へ移り変わるこの時期ならではの発見を楽しみながら、一人ひとりのペースを大切に過ごしていきたいと思います。
秋の訪れを感じる9月中旬向けのフル例文
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の風に少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
園庭では虫の声が聞こえ始め、子どもたちは「どこにいるのかな」と耳を澄ませたり、草花をじっくり観察したりしています。
身近な自然の変化に気付くことは、子どもたちにとって季節を感じる大切な経験です。
これからも戸外での遊びを通して、小さな発見を友達や保育者と共有する楽しさを味わっていきます。
夏の経験を重ねたことで、友達との関わり方や遊び方にも一人ひとりの成長が見られています。
秋の自然に触れるなかで生まれる「見つけた」「知りたい」という気持ちを大切にしていきます。
秋らしさを中心にした9月下旬向けのフル例文
暑さも少しずつ和らぎ、秋の訪れを身近に感じる季節となりました。
園庭では虫の声が聞こえ、子どもたちは友達と一緒に耳を傾けながら、秋の自然を楽しんでいます。
散歩や戸外遊びのなかでも草花の変化に気付く姿があり、「これは何かな」と興味を持って観察する場面が増えてきました。
9月は季節の自然に触れる活動を取り入れながら、子どもたちの発見や疑問を大切にしていきます。
夏を越えて心身ともに成長した子どもたちが、友達と一緒に新しいことへ挑戦する姿も楽しみです。
ご家庭でも散歩の途中などに秋の自然を見つけたら、ぜひお子さんと一緒に季節の変化を楽しんでみてください。
防災をテーマにしたフル例文
9月1日は防災の日です。
園でも避難訓練を行い、災害が起きたときに保育者の話を聞いて安全に避難することや、身を守るための約束を確認します。
子どもたちにとっては、いつもと違う状況を経験する機会にもなるため、不安にならないよう分かりやすい言葉で伝えていきます。
防災について考える機会として、ご家庭でも避難場所や災害時の連絡方法を確認してみてください。
非常持ち出し品なども一度見直しておくと、いざというときの備えにつながります。
園とご家庭で防災について考えながら、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えていきたいと思います。
十五夜をテーマにしたフル例文
秋の夜空を見上げるのが楽しみな季節になりました。
2026年の中秋の名月は9月25日です。
園でも十五夜にちなんだ絵本や制作などを通して、お月さまや秋の自然に親しむ機会をつくります。
子どもたちは「お月さまはどんな形かな」「夜になったら見えるかな」と、身近な疑問から興味を広げていきます。
季節の行事をきっかけに、子どもたちが自然に興味を持つ気持ちを大切にしていきます。
ご家庭でも夜空を眺めながら、お子さんと月を探してみてはいかがでしょうか。
なお、2026年は中秋の名月が9月25日、満月が9月27日です。
健康管理を中心にしたフル例文
9月になり、少しずつ秋の気配を感じるようになりましたが、日中はまだ暑さが残っています。
園ではその日の気温や子どもたちの様子を見ながら、活動の内容や時間を調整して過ごします。
戸外で遊んだ後には水分をとり、必要に応じて休息を取りながら、無理のないように活動していきます。
朝夕と日中で気温が異なることもあるため、衣服で調整しやすいよう、着替えの準備もご確認ください。
ご家庭でも十分な休息を心がけ、登園前にはお子さんの体調を確認していただければと思います。
暑さと秋の変化が入り混じるこの時期を、子どもたちが元気に過ごせるよう見守っていきます。
自然と子どもの成長を中心にしたフル例文
朝夕の風に涼しさを感じる日が増え、園庭から聞こえる虫の声にも秋の訪れを感じます。
子どもたちは戸外遊びのなかで虫や草花を見つけると、友達に知らせたり、じっくり観察したりしています。
「見つけたよ」と嬉しそうに知らせる姿や、友達と一緒に考えながら遊ぶ姿から、夏を越えて一人ひとりが成長していることを感じます。
これからも子どもたちの「やってみたい」「知りたい」という気持ちを大切にし、身近な自然との出会いを遊びにつなげていきます。
季節の変化を楽しみながら、友達と発見を共有する喜びも味わえるようにしていきます。
9月ならではの自然や行事に触れながら、子どもたちと一緒に実りある毎日を過ごしていきたいと思います。
9月の園だよりを自然に仕上げる例文の組み合わせ方

9月の園だよりは、書き出し、子どもの姿、今月の行事、保護者へのお願いを順番に組み合わせると、一つの文章としてまとまりやすくなります。
例文を一つ丸ごと使うより、園の実情に合う部分だけを選んで組み替えると、実際の園生活が伝わる文章になります。
書き出し・子どもの姿・行事を組み合わせる
まず季節の変化に触れ、続けて子どもたちの様子を書き、その後に今月の活動を紹介すると自然につながります。
たとえば、秋の自然をテーマにするなら、次のような流れです。
- 季節の挨拶:朝夕の風に秋の気配を感じるようになりました。
- 子どもの姿:園庭では虫の声に耳を傾ける姿が見られます。
- 活動紹介:今月は秋の自然に触れる遊びを楽しみます。
- 締めくくり:一人ひとりの発見を大切にしながら過ごします。
この順番なら、単なる行事予定の紹介ではなく、季節と園生活がつながった園だよりになります。
保護者へのお願いは具体的な行動につなげる
保護者へのお願いを書くときは、「気を付けてください」だけではなく、何を確認してほしいのかまで示しましょう。
たとえば残暑への対応なら、「暑さに気を付けましょう」よりも「登園前に体調を確認してください」「衣服を調整できるよう着替えをご準備ください」のように書くと伝わります。
防災についても、「ご家庭でも防災について考えてください」だけで終わらせず、避難場所や連絡方法、非常持ち出し品など、確認する対象を具体的に示すと実用的です。
園の実情に合わせて例文を差し替える
例文をそのまま使用する場合でも、園で実際に行っていない活動や、実施予定のない行事を加えないようにしましょう。
たとえば「さつまいもの収穫をしました」という文章は、園で栽培や収穫をしている場合に使える表現です。
給食で秋の食材を味わうだけなら、「給食に登場する秋の食材を楽しみます」と変更したほうが実際の内容に合います。
例文は完成品ではなく、園の実情に合わせて編集するための素材として使うことが大切です。
2026年の行事の日付を確認してから掲載する
2026年の9月園だよりで日付を記載する場合は、敬老の日が9月21日、秋分の日が9月23日、中秋の名月が9月25日です。
防災の日は毎年9月1日、防災週間は8月30日から9月5日です。
行事名だけなら日付を気にせず使えますが、「○月○日に」と掲載する場合は、その年のカレンダーと照らし合わせてから使用しましょう。
特に十五夜は毎年日付が変わるため、前年の園だよりを参考にするときは日付をそのまま引き継がないよう注意が必要です。
9月の園だより例文で迷ったときの選び方

9月の園だよりは、季節の挨拶だけでも複数の方向性があります。
迷ったときは、発行する時期、実際の天候、園で予定している活動の3点から選ぶと、文章を決めやすくなります。
「残暑」と「秋の気配」を発行時期で使い分ける
9月上旬でも暑さが厳しければ残暑を中心にし、中旬以降に秋の変化を感じられるようになったら、虫の声や涼しい風などを取り入れます。
「9月だから秋らしく書かなければ」と考える必要はありません。
園だよりを発行する日に、子どもたちが実際に感じている季節を文章にするほうが自然です。
たとえば9月下旬でも暑い日が続いているなら、残暑への配慮を残した文章にできます。
行事の例文は実際の園の活動に合わせる
敬老の日、十五夜、防災の日などの行事は、園で行う活動があるかどうかによって書き方を変えられます。
制作をするなら制作について、絵本を読むなら読み聞かせについて、避難訓練をするなら訓練の目的について書くと、内容に具体性が出ます。
園で特別な活動を予定していない場合は、行事の意味や季節の話題を簡潔に紹介するだけでも構いません。
実施していない活動を「行います」と書かないことだけは忘れないようにしましょう。
全国共通ではない園のルールは独自に確認する
台風や大雨の際の休園、登園、引き渡しなどについては、園や自治体によって対応が異なります。
そのため、例文を使って「警報が出たら必ず休園します」などと全国共通のルールのように書くことは避けましょう。
休園や引き渡しに関する具体的な基準は、必ず自園の規定や最新の案内に合わせて記載してください。
季節感と保護者への実用的な情報を両立する
園だよりを季節の挨拶だけで埋める必要はありません。
残暑への対応、防災、衣服調整、生活リズムなど、9月の園生活に関係する情報を一つ入れるだけでも、保護者にとって読みやすい内容になります。
たとえば、冒頭を秋の自然について書き、後半で「まだ暑い日は水分補給に配慮します」と伝える方法があります。
このように季節を感じる文章と家庭で役立つ情報を組み合わせると、9月らしさと実用性の両方を持たせられます。
金曜日の夜に園だよりを作成していて、「季節の挨拶が決まらない」と手が止まったときは、まず窓の外の天気や園庭での子どもの姿を思い浮かべてみてください。
その日に感じた暑さ、聞こえた虫の声、子どもたちが見つけたものから一つ選べば、文章の出発点を作れます。
9月の園だより例文を活用して園らしい便りに仕上げよう

9月の園だよりは、残暑と秋の気配を発行時期に合わせて使い分け、行事や健康管理、自然、食育などから必要な話題を選ぶと作りやすくなります。
迷ったときは、季節の挨拶に子どもたちの具体的な姿を一つ加えるところから始めてみましょう。
発行日に合う書き出しを選ぶ
9月上旬で暑さが残っているなら残暑を、中旬以降に秋の変化を感じているなら虫の声や涼しい風などを取り入れます。
「9月だから秋の挨拶」と決めつけず、実際の気候と園で感じている季節に合わせると自然な文章になります。
使いたい例文を組み合わせて文章を作る
書き出しの後に子どもの姿、行事、保護者へのお願いなどを加えると、一つの園だよりとして形になります。
たとえば、秋の自然を紹介した後に十五夜の活動を知らせ、最後に家庭でも月を眺めてみてほしいと伝える流れなら、季節の話題が途切れずにつながります。
例文を使うときは、園で実際に行っている活動や現在のルールと内容が一致しているか確認してください。
子どもたちの具体的な姿を加えて完成させる
「秋の自然を楽しんでいます」だけでなく、「虫の声に耳を澄ませています」「草花を見つけて友達に知らせています」のように書くと、園での様子が伝わります。
保護者が家庭では見られない子どもの姿を知ることも、園だよりの大切な役割の一つです。
季節の挨拶、園での子どもの姿、今月の活動、家庭へのお願い。この4つを必要に応じて組み合わせれば、9月らしい園だよりに仕上げられます。
忙しい日に一から文章を考える必要はありません。
今回紹介した例文から発行時期や園の活動に合うものを選び、実際の子どもたちの姿や園の情報へ置き換えてみてください。


